ニールセン、「アクティブアプリは平均30個」スマホアプリの利用状況を発表

ニールセン株式会社は、10月26日、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetViewの
データをもとに2016年7月のスマホアプリの利用状況を発表した。

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2年前の2014年7月と比較し、月に1回以上利用、2回以上、10回以上利用する
アプリはそれぞれ増加し、よりスマホのユーザーがアプリを利用する頻度が増えていることを示している。

 

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カテゴリ別のランキングでは、順位に変動はなく、数値も微増の項目が多いが
4位のECは倍増となっている。

これは「Amazon」、「楽天市場」、「ZOZOTOWN」、「SHOPLIST」などの
ECアプリの利用率が上がったことにある。
そして「メルカリ」などを始めとした「フリマアプリ」や「minne」などの
個人間取引(CtoC)のサービスが拡大したからであろう。

 

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調査対象8,000名の中のスマホ利用時間が長い順にして、上位20%をヘビーユーザー、
下位20%をライトユーザーとした場合の各データも発表している。

1日の利用時間が圧倒的に違うデータになったのはもちろん、アプリの数、
利用するアプリもライトユーザーはメッセージや検索エンジンに対して、
ヘビーユーザーはSNSやゲームを使っていることが分かる。

iPhone7から、最小のストレージも32GBと大きくなり、
より多くのデータ、アプリを保存しておくことが可能になった。
現在ライトユーザーでも、スマホを使い続けることでより多くのアプリを使い始めることも想定できる。

今後もさらにアプリの市場は拡大していくだろう。

http://www.netratings.co.jp/news_release/2016/10/Newsrelease20161026.html